背景を知る
~ブログ読者のみなさま~
こんばんは。香波です。
今日も私のブログへお越し頂きましてありがとうございますm(_ _)m
今日も昔のエピソードはなしで、ついさっきのやり取りで学んだことを書きたいと思います。
それは、「背景を知る」です。
事の発端は英語関連のサークルに入っているのですが、メンバーがリタイアされた高齢者の方々が半分くらい占めています。
サークル活動は、元々はお金を出して施設を借りて行なっていたのですが、コロナウィルスによりZOOMでオンラインで実施してみようという話になり、私はZOOMの使い方や関連のIT機器のサポートをしています。
その中でメール送信者が送ったメールのZOOMミーティングのURLがハイパーリンクにならない、と言った方がいました。
当時のメール送信者の方(Aさん)は気を付けてZOOMミーティングのURLを送っていたそうですが…。
Aさんは不安に駆られて、今回は代理で私にメールを送ってほしいという相談をされました。
私は適宜サポートの対応をした上でメールを送ったのですが、宛先の内の一人(Bさん)がクレーム...とまでは言いませんが意見を述べられました。
短気な私は少し怒りを感じ、且つ、「URLがハイパーリンクにならない」と言ったのがBさんだと知っていたのでメールでAさんの事情を説明したのです。
Bさんはとても物事をハッキリと率直に仰る性格の方です。
自分の中に1本筋が通っているような方で、そこに反する行動は意見を言いたいようなタイプです。
私はBさんのそういう所は嫌いではありませんが、ただ、Aさんの不安だった思いはBさんも知ってもいいんじゃないのか?と思い、事情を説明していく中で、
「背景を知る。」
というのは大事だなと気付かされました。
今回のケースで言えば、Bさんが意見を述べられる前に、まず私が代理でメールを送ったAさんの心の内を知ってみるとか。
ですが、実は私もBさんに近いものがあります。
私が担当する顧客の営業担当者(Cさん)はその場限りを取り繕うような発言をし、結果、人を欺いたような形になってしまうことがあります。
今月の社内ミーティングで私は、
「詐欺まがいな事はしない方がいいと思いますよ。」
と言いました。
その言葉を聞いたCさんは悪い気分になったのでしょう。
Cさんは表面的には冷静な対応をされる方なので、言葉遣いや言葉選びは丁寧なのですが、反論してきました。
私もCさんも冷静に話をしたので喧嘩にはなりませんでしたが。
ただ、もう少しCさんの立場の苦労を、背景として私が知っていたら別の表現があったのかなとも思います。
今の職場は業界的に特化しており、ライバル会社とお客様の取り合い…の状況になっているそうなのです。
私はその業界に初めて参入したので詳細を知りませんが、今の会社もライバル会社もお互いに情報を引き出しては、何とかより良い条件を顧客に提示し契約を取る…という顧客の取り合いの状態になっているそうです。
Cさんも売上を出す為にその場で取り繕ってしまう行動をしてしまうのでしょう。
人を欺くのは私の信念に反しているので許せませんが、もう少しCさんの背景を知ってもいいのか...と思いました。
ここ3~4年くらい積極的に人と関わろうとして行動していますが、白黒はっきりつけられないグレーで複雑な関わりが人間にはあるのだと思いました。
30代後半までは人と関わるのが怖いと思っていましたので、人間の複雑さを初めて知りました。
「自分は自分でこれでいい」と100%思えない自己肯定感ですが、少しずつでもいいから色んな人と関わって人間というものを学びたいです。
今夜はこんなことを考えました。
今日はここまでです。
読んで下さいましてありがとうございました!!
引き続きどうぞよろしくお願いします。
香波
コミュニケーション力を磨く為に読んでます!
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