卒業式とセロハンテープの手紙。
~ブログ読者のみなさま~
こんばんは。香波です。
今夜も私のブログへお越し頂きましてありがとうございますm(_ _)m
いつも話をするお客様のシステム担当者の男性の方。
どうやら年齢は安室奈美恵さんと同い年だそうで、おそらく今年44歳になるかと思いますが、お子様がいらっしゃるそうです。
ある日、18時になる間際に会社携帯に依頼事の連絡がありました。
私の方で確認事項があった内容なので、回答があったら折り返しの連絡を提案したところ、「子供のお迎えがあって…。」と仰った瞬間、私は何と声をかけたらいいのか分からずに思わず、
「頑張って下さい。」
と言ってしまったんです。
でも、その方、仕事も子育ても精一杯頑張ってるんだと思うんですよね。
もう少し気の利いたことを言うべきだったと、今日、一日反省していました。
次回、お詫びの上、
「いつも仕事や家庭や色々と頑張っていらっしゃるから、ちゃんと体を休ませてくださいね。」
と声を掛けたいなと思いました。
昨日の続きです。
---------------------------------------------
卒業式当日。
恐らく朝から緊張していたでしょう。
外見でいじめられていた女子生徒の言葉と自分の思いを注ぎ込んだ手紙を持って学校へ登校。
最近の小学生の卒業式ファッションはあまり知らないのですが、私の時代は女の子はワンピースが多かったです。
姉2人もワンピースを着て卒業式に出席しました。
ですが、私は敢えて、「ズボンがいい。」と言っていたのです。
母親は驚いていました。
女の子っぽい感じが嫌だったのでしょうか。
「私は私なんだ。」と主張したかったのでしょうか。
男子に負けたくないと思ったのでしょうか。
グレーベースの生地に細い青と濃いグレーの縦と横に線が入ったチェック柄のズボンでした。
トップスは丸みのある女の子らしいジャケットで左胸には広いお花のブローチを付けていました。
卒業証書授与の時はそれなりに緊張しました。
でも、それ以上に、手紙を渡すことの方が緊張しました。
読んだ後、男子達はどういう反応をするのか?
また私はいじめられるんだろうか。
でも、男子達に怯えながら中学生活を送るのは嫌だ。
そんな事をグルグルと頭の中で考えていました。
卒業式は終わり、外へ出てクラスメート達と写真撮影です。
私は手紙をどうやって渡すか母親に聞きました。
偶然、姉の仲の良い友人の弟(彼も加害者)が私と同じクラスで、母親同士が顔なじみだったこともあり、彼の母親を通じて手紙を男子生徒たちに送りました。
「送りました」というよりも、「配布した」という表現の方が正確だと思います。
機械文字の便せんにセロハンテープで閉じた封筒の手紙。
でも、悔しさ、悲しさ、泣きたい気持ち、、、いろんな思いの詰まった手紙。
手紙には男子生徒の苗字を書いていたので、徐々に該当の男子生徒に届きました。
---------------------------------------------
昨日もコメントしましたが、もう少し丁寧に対処すべきだったと思いますが、その反面、そこまでの知識も知能も余裕も思いやりもなかったんだろうと、後悔と諦めとが頭で回っています。
手紙を受け取った母親の息子=私のクラスメートも、ある意味、被害者ではなかったのだろうかと思いました。
いつも、「〇〇(←いじめ首謀者の名前)ちゃん」と呼んでは精一杯慕っていた彼の様子を思い出します。
ブログで不躾ですが、首謀者の命令で下半身を女子生徒たちに見せていたことが1度ありました。
本人は気分が良かったのか悪かったのか話を聞かないと分かりませんが、男子生徒の中にはグループのリーダーに従わないと自分が仲間外れになると思った子もいたのでしょう。
5・6年生のクラスでは、私と同様、クラスメート達も誰かと一緒にいることで社会からはみ出さないよう自分を守って生きていたんだと振り返ります。
11歳、12歳という年齢のまだ小さな心に、このような大きな社会からのプレッシャーがあったのかと思うと心が痛みます。
今日はここで終わりです。
読んで下さいましてありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。
香波