ウエスト・ヒップ比の好み調査
~ブログ読者のみなさま~
こんばんは。香波です。
私のブログへお越し頂きましてありがとうございますm(_ _)m
前々回の続きで言及した英語論文、ガッツリ読んでます。
研究論文を読むと、人間の行動・心理というのは100%パターン化することは難しいなと思いました。
人間を完全に分けることは出来ないなと。
今日読んだ論文の一部で紹介されたのが、ウエスト・ヒップ比の好み調査結果が地域によってどうなるのか?というものでした。(論文から引用したものは※がついています。)
ウエスト・ヒップ比(以下、WHR)の数字が大きいとウエストとヒップの数字が近いので太めな体型、WHRの数字が低いとウエストとヒップの数字が離れているのでスリムな体型です。(※)
例えば、
WHR・・・0.7 スリム体型傾向
WHR・・・0.9 太め体型傾向
という感じです。(※)
(著作権などがあると思うので図の提示は控えさせて頂きます。)
概要を言うと、メディアが盛んな国・地域の男性はWHRが0.7の女性を魅力的に見え、健康に見え、配偶者として考慮するようで、メディアに触れる機会が少ない森林に囲まれた地域(村)の男性はWHR0.9が同様に見えるという結果が提示されていました。(※)
ただ、文化的な慣習で配偶者を決める社会・地域もあるので、「外見的美人であること」と「結婚相手を決めること」は、直接結びつかないと、WHR調査の纏めで言及しています。(※)
この論文より、自分の過去の経験で感じたのと一致したのがメディアの影響度です。
テレビ・雑誌、ここ数年はSNSと言った、幅広く人の目に触れられるメディアに登場する人は、男性であれ女性であれ、スタイルの良い人が登場するように思えます。
もしくは、メディアに登場する人は外見に強い意識を持っているのかもしれません。
逆にメディアを見ている側の人間は、メディアの提供する情報が一般的で世間一般的に受け入れるものなのかと思っているかもしれません…。
参考資料は以下です。
↓
Yu,D.W.,&Shepard, G.H.,Jr.(1998). Is Beauty in the Eye of the Beholder? Nature, 396, 321-322.
まだまだこちらの論文は続きます。
読んだ感想と自分の見解を述べていきたいと思います。
今日はここまでです。
読んで下さいましてありがとうございましたm(_ _)m
では、おやすみなさい🌙
香波